過去から現在、そして未来へ〜オイゲン・コリスコが結ぶもの〜

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第1回 2022 年 12 月 4 日(日) バイオダイナミック農業


この数年、ヴァルドルフ教育、アントロポゾフィー医学・病院、オイリュトミー療法などが次々に 100 周 年を迎えました。今年 2022 年は第一ゲーテアヌム焼失から、来年 2023 年はクリスマス会議から、2024 年 はシュタイナーが農業講座(バイオダイナミック農業)を行なってから 100 年になります。
コリスコ・グループは、最初のシュタイナー学校の校医オイゲン・コリスコ医師の衝動を受けとめ、医学 と教育の協働を目指して活動してきましたが、医学でも、予防においても治療においても食は重要な一つ の領域です。教育においても、周囲の土壌、植物、動物との関係性を知り、共に生き、時には命を奪うこと やその意味を考えることは、生命の理解や生き方にも大きな影響を与える重要なものです。農業の歴史は 人間進化の歴史でもあります。そして、1935 年のアントロポゾフィー協会の危機的な分裂の後、シュトゥ ットガルトのシュタイナー学校を追われ、イギリスに渡ったオイゲン・コリスコが晩年に取り組んだのも 農業でした。遺作『明日の農業』は、彼の死後、配偶者リリー・コリスコによって出版されました。
現在、日本国内でもバイオダイナミック農業の農園がいくつもでき、教育の現場では子どもたちが農業 実習を行うなどのつながりがあると聞いています。医学の領域でも、ドクダミやよもぎなどからアントロ ポゾフィー薬学に基づいた製剤を作る試みもなされています。
そこで 100 周年を迎えるバイオダイナミック農業を実践される方たちから日本での歴史や現状、今後の 課題などをお聞きして、教育と医学と農業の協働の可能性を探り、シュタイナーが願った「生きた社会」へ の足がかりにしたいと考えました。第一弾として、12 月 4 日に日本バイオダイナミック協会の方をお迎え し、対談形式でお話を伺う会を開催します。このテーマに関心を寄せていただく方には、どなたでもご参加 いただけます。皆さんのご参加をお待ちしています。


日時: 12月4日(日) 13時30分〜15時30分


内容: 対談:入間カイ バイオダイナミック農業の実践家の方たち(詳細は相談中)
お話を伺い、質疑や意見交換を行います。

会場 : オンライン(Zoom)


参加費:1000円 (コリスコ・グループ、バイオダイナミック協会会員無料) *カンパ歓迎いたします。(バイオダイナミック協会へ)


申し込み:Google フォーム https://forms.gle/q8bW9ddE8PEXGDDx7


申し込み期間: 9月1日から 11月30日まで(当日、あまりに直前ですと対応できません)


定員: 100名 定員に達し次第締め切ります。


今後の予定(内容・時期の変更の可能性はあります)
第2回 2023 年 第3回 2023 年 第4回 2023 年
時期未定 時期未定 12 月ごろ
ヴァルドルフ教育とバイオダイナミック農業
アントロポゾフィー医学とバイオダイナミック農業
農業、教育、医学の協働から「個と社会」を見つめる