「シュタイナーの《ことば》」(全3回)
1. 「はじめにことばありき」〜ロゴスと身体〜
2. 「つなぐ言葉と、分断する言葉」〜国家と言語〜
3, 「 瞑想のことば(マントラ)と昔話」〜言語霊と民族霊〜
講師:入間カイ
参加費
各回 一般 3,500円、コリスコ・グループ/協会員 3,000円
全3回通し 9,000円(一般・協会員ともに)
*会員とは、コリスコ・グループの会員を含め、日本アントロポゾフィー協会アントロポゾフィー(人智学)協会の会員を指します。お申し込みの際に自己申告してください。
日程 (後日録画視聴可能です)
①2026年3月16日(月)
②3月23日(月)
③3月30日(月)
いずれも20:30-22:00
《お申込み・お問い合わせ》
https://forms.gle/KEwq9sX8mPXqfL1b6
《趣旨》
シュタイナー思想の中心には「ことば」があります。
子どものなかから立ち現れることば、
幼稚園や学校の先生が子どもに語りかけることば、
医師や治療にかかわる人たちが患者に向けることば、
自分の道を探る大人たちがお互いに語り合い、
聞き合うときのことば、
オイリュトミーのなかに現れることばとしての身体、
農業従事者が大地と宇宙から聞きとることば、
そして、シュタイナーが遺した数多くの瞑想のことば、祈りのことば…
人智学・アントロポゾフィーとは、実は「ことば」であり、
人間自身が「ことば」なのだともいえます。
今、ことばは、政治のなかで、ますます空虚さへ、虚偽へと傾き、
その一方で、ますます人々を抑圧し、分断していきます。
ことばとは、いったい何なのでしょうか?
民族や地域に根ざすものなのでしょうか?
それとも人類に共通の「普遍言語」があるのでしょうか?
私たちに未曾有の衝撃を与えている人工知能(AI)の本質も「ことば」だといえます。
私は、イスラエルによるガザへの、生命と文化を根絶やしにするような攻撃に震撼させられ、
ドイツにおける言論弾圧に深いショックを受けました。
それは私自身のドイツという文化圏、そしてドイツ語という言語への信頼を強く揺さぶりました。
日本ルドルフ・シュタイナー協会が設立され、この4月には、私は初めてこの協会の共同代表の一人として、ゲーテアヌムで世界の代表者たちと語り合うことになります。
私はこれまでドイツ語、英語、日本語で自分の人格をつくりあげてきたと思うのですが、いわば人生の最後のフェーズに踏み出すにあたり、「ことば」という観点から人智学・アントロポゾフィーに迫りたいと思いました。
ゲーテアヌムに出発する前に、集中して自分の立ち位置を見つめ直し、私の視座を関心を持ってくださる方々と共有し、自分自身の中に勇気を生み出したいと思います。それが、そこに参加してくださる方々の中にも勇気をもたらすことを信じつつ。
この試みをともに歩んでいただけましたら、とてもありがたいです。
入間カイ