〜デジタルメディアの世界で健康に育つには〜
ここ数年のうちに、子どもがスマホやタブレット端末をおもちゃ同様に持ち歩き、使用している姿が当たり前のように見られる世の中になりました。
子どものインターネット依存も大きな社会問題になっており、2017年度の調査では、病的なインターネット依存の疑いがある中高生が約93万人で、前回2012年度調査の51万から激増し、その数は中高生の7人に1人にあたるとも言われています。
小児科の診察室でも、スマホの動画などを見せて子供を静かにさせようとする保護者の方に出会うこともある一方、いくら言っても子どもがゲームばかりしてやめない、どうしたらいいかと保護者の方から相談を受けることもあります。
子どもが健康に育つためには何が必要なのか、大人たちがどう行動すべきか喫緊の課題です。
ヨーロッパでこの問題に取り組む小児科医ミヒャエラ・グレックラーさん(ELIANT)が推進するビデオ(約20分)に、ミヒャエラさんの許可を得て日本語字幕を付けました。ご覧いただき、ご家庭や職場での話し合いのきっかけにしていただければ幸いです。
コリスコ・グループ代表 小林啓子